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12月21日-委員長報告、討論、採決、閉会-05号

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  1. 新潟県議会 2021-12-21
    12月21日-委員長報告、討論、採決、閉会-05号


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    最終取得日: 2023-06-14
    令和 3年 12月定例会 本会議令和3年12月21日(火曜日)  議事日程 第5号    午後1時 開議第1 第149号議案から第168号議案まで第2 請願第5号から第7号まで第3 陳情第20号から第24号まで第4 陳情令和元年第9号、令和2年第15号、令和3年第3号及び第16号第5 第169号議案第6 第23号発議案及び第24号発議案第7 第25号発議案第8 第26号発議案第9 第27号発議案第10 第28号発議案本日の会議に付した案件 日程第1  第149号議案 令和3年度新潟一般会計補正予算  第150号議案 令和3年度新潟災害救助事業特別会計補正予算  第151号議案 県から市町村への事務の移譲に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について  第152号議案 新潟県手数料条例の一部改正について  第153号議案 新潟県部制条例及び新潟県教育委員会職務権限に属する事務の管理及び執行の特例に関する条例の一部改正について  第154号議案 新潟県防災基本条例の制定について  第155号議案 新潟県健康づくりスポーツ医科学センター条例の一部改正について  第156号議案 新潟県青少年健全育成条例の一部改正について  第157号議案 新潟県病院事業設置等に関する条例の一部改正について  第158号議案 新潟県工業用水道条例の一部改正について  第159号議案 新潟県公安委員会等の権限に属する事務に係る手数料条例の一部改正について  第160号議案 新潟県住宅確保配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律関係手数料条例の廃止について  第161号議案 財産の処分について(新潟県競馬厩舎跡地の一部)  第162号議案 財産の処分について(県営新潟東港物流団地用地)  第163号議案 損害賠償額の決定について  第164号議案 当せん金付証票の発売について  第165号議案 市の境界変更について(長岡市・燕市)  第166号議案 指定管理者の指定について(新潟県新星学園)  第167号議案 指定管理者の指定について(新潟県起業化支援交流拠点施設)  第168号議案 令和3年度新潟一般会計補正予算日程第2  第5号 子どもたちにゆきとどいた教育を!30人以下学級の実現、教職員定数の増加及び教育予算の増額を求めることに関する請願  第6号 すべての子どもたちに、ゆきとどいた教育をすすめることを求める意見書提出等に関する請願  第7号 学費と教育条件公私間格差の是正へ私学助成の増額を求めることに関する請願日程第3  第20号 新型コロナウィルス感染症の広報に関する陳情  第21号 「テクノロジー犯罪」へのご理解と法整備被害者救済を求めることに関する陳情  第22号 「嫌がらせ犯罪」へのご理解と法整備被害者救済を求めることに関する陳情  第23号 新潟市秋葉区矢代田地区の、(一社)新潟県猟友会ライフル射撃場建設の中止を求めることに関する陳情  第24号 秋葉区矢代田地内に建設計画中のライフル射撃場の建設を断念して他の候補地に変更することを求めることに関する陳情日程第4 令和元年  第9号 下越地方私立中学校教諭による生徒への人権侵害および体罰的指導私立学校への補助金見直しを求めることに関する陳情 令和2年  第15号 新型コロナウイルスに立ち向かう医療従事者の方々への支援に関する陳情 令和3年  第3号 75才以上の医療費窓口負担2割化の見直しを求める意見書提出に関する陳情  第16号 インフラ事業者ワクチン優先接種を求めることに関する陳情日程第5  第169号議案 収用委員会委員及び予備委員の任命について日程第6  第23号発議案 全拉致被害者即時一括帰国を求める意見書  第24号発議案 看護職員確保対策の充実を求める意見書日程第7  第25号発議案 感染症を踏まえた地域の医療提供体制の確保・充実を求める意見書日程第8  第26号発議案 新型コロナウイルス感染症の影響から国民のいのちを守る対策を求める意見書日程第9  第27号発議案 チルドレン・ファースト実現のための「こども庁」設置を求める意見書日程第10  第28号発議案 原油価格高騰への対処を求める意見書常任委員会議会運営委員会及び特別委員会の閉会中継続調査   ――――――――☆――――――――出席議員(51名)          河原井 拓 也 君  小 山 大 志 君  中 川 隆 一 君  高 見 美 加 君          保 坂 裕 一 君  与 口 善 之 君  桜 庭 節 子 君  斎 京 四 郎 君          中 村 康 司 君  松 原 良 道 君  笠 原 義 宗 君  高 橋 直 揮 君          宮 崎 悦 男 君  青 柳 正 司 君  横 尾 幸 秀 君  皆 川 雄 二 君          小 林 一 大 君  冨 樫 一 成 君  楡 井 辰 雄 君  小 島   隆 君          佐 藤   純 君  桜 井 甚 一 君  岩 村 良 一 君  沢 野   修 君          尾 身 孝 昭 君  小 野 峯 生 君  帆 苅 謙 治 君  渡 辺 惇 夫 君          石 井   修 君  星 野 伊佐夫 君  樋 口 秀 敏 君  小 島   晋 君          池 田 千賀子 君  上 杉 知 之 君  大 渕   健 君  長 部   登 君          小 山 芳 元 君  小 泉   勝 君  杉 井   旬 君  重 川 隆 広 君          秋 山 三枝子 君  片 野   猛 君  市 村 浩 二 君  安 沢 峰 子 君          遠 藤 玲 子 君  青 木 太一郎 君  佐 藤 浩 雄 君  小 島 義 徳 君          佐 藤 久 雄 君  渡 辺 和 光 君  飯 野   晋 君議員以外の出席者  知事           花角 英世 君  副知事          佐久間 豊 君  副知事          橋本憲次郎 君  知事政策局長       小岩 徹郎 君  総務管理部長       森永 正幸 君  県民生活環境部長    村山 雅彦 君  防災局長         熊倉  健 君  福祉保健部長       松本 晴樹 君  産業労働部長       佐野 哲郎 君  観光局長         妹尾 浩志 君  農林水産部長       小幡 浩之 君  農地部長         登り 俊也 君  土木部長         金子 法泰 君  交通政策局長       佐瀬 浩市 君  会計管理者出納局長   綱島 知子 君  病院局長         藤山 育郎 君  企業局長         桑原 勝史 君  教育長          稲荷 善之 君  人事委員会事務局長    川上 克也 君  警察本部長        村田 達哉 君  労働委員会事務局長    須貝 幸子 君  監査委員事務局長     山田富美子 君   ――――――――☆―――――――― △午後1時開議 ○議長(佐藤純君) これより本日の会議を開きます。   ――――――――☆―――――――― △日程第1 第149号議案から第168号議案まで △日程第2 請願第5号から第7号まで △日程第3 陳情第20号から第24号まで △日程第4 陳情令和元年第9号、令和2年第15号、令和3年第3号及び第16号 ○議長(佐藤純君) 日程第1、第149号議案から第168号議案まで、日程第2、請願第5号から第7号まで、日程第3、陳情第20号から第24号まで並びに日程第4、陳情令和元年第9号、令和2年第15号、令和3年第3号及び第16号を一括して議題といたします。 まず、建設公安委員長の報告を求めます。高橋直揮君。   〔高橋直揮君登壇〕 ◆高橋直揮君 建設公安委員会における付託案件審査経過並びに結果について、御報告申し上げます。 まず、土木部交通政策局共通事項として 盛土総点検において判明した不適切事案については、原因究明はもとより再発防止に向けた取組が求められるので、関係部局と連携の上、情報共有チェック体制の確立などの対策を講じるべきとの意見。 次に、交通政策局関係として 新潟空港へのコンセッションの導入に当たっては、資産調査において厳しい結果が示されたものの民間の自由な発想や取組による活性化が期待できるので、本県発展の戦略的な見地から新潟空港在り方関係者と議論し合意形成を図っていくべきとの意見。 以上が、審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。 次に、議案採決に先立ち、各党の党議結果並びに無所属委員の検討結果の報告を求めたところ、各党・無所属委員とも全議案いずれも原案賛成というものであります。 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、陳情の審査結果について申し上げます。 陳情第21号及び第22号については、いずれも現行法で対応できるため不採択すべきものと決した次第であります。 以上をもって、報告といたします。 ○議長(佐藤純君) 次に、産業経済委員長の報告を求めます。冨樫一成君。   〔冨樫一成君登壇〕 ◆冨樫一成君 産業経済委員会における付託議案の審査並びに調査の経過と結果について、御報告申し上げます。 まず、産業労働部関係として 民間人材ビジネスにおける職業紹介事業については、早期離職が散見され新たな求人に伴う紹介手数料の負担が増加しているので、現状を正確に把握の上、必要な対策を国に働きかけるべきとの意見。 次に、農林水産部関係として 県産農林水産物ブランド化の推進に当たっては、付加価値を高めることにより需要拡大関係者所得向上が期待できるので、消費者から選ばれる新たな品目の育成や魅力の発信に一層努めるべきとの意見。 次に、農地部関係として 国の補正予算を活用した圃場整備事業の推進に当たっては、工期に制約があり技術職員が業務の対応に苦慮している面があると仄聞するので、再任用のベテラン職員等により若手職員の育成を図るとともに適正な人員配置に努めるべきとの意見。 以上が、審査並びに調査の過程で述べられた主な意見の概要であります。 次に、議案採決に先立ち、各党の党議結果並びに無所属委員の検討結果の報告を求めたところ、各党・無所属委員とも全議案いずれも原案賛成というものであります。 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上をもって、報告といたします。 ○議長(佐藤純君) 次に、厚生環境委員長の報告を求めます。松原良道君。   〔松原良道君登壇〕 ◆松原良道君 厚生環境委員会における付託案件等審査経過並びに結果について、御報告申し上げます。 まず、県民生活環境部関係として 海洋プラスチックごみについては、微細化による生物への影響など環境汚染が深刻化しているので、海岸漂着ごみの回収・処理はもとより流出防止に向けた啓発等に一層努めるべきとの意見。 次に、病院局関係として いわゆる僻地病院の役割・在り方見直しに当たっては、各地域の課題を考慮した持続可能な医療提供体制の構築が求められるので、地域医療構想調整会議での議論を踏まえ丁寧に進めていくべきとの意見。 以上が、審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。 次に、議案採決に先立ち、各党の党議結果並びに無所属委員の検討結果の報告を求めたところ、自由民主党、未来にいがた、リベラル新潟並び無所属飯野晋委員からは、全議案いずれも原案賛成。 日本共産党からは、第157号議案については、県立加茂病院県立吉田病院県立病院としてその役割を守るべきとの立場のため反対。 その他の議案については、いずれも原案賛成というものであります。 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、陳情の審査結果について申し上げます。 継続中の陳情令和2年第15号、令和3年第3号及び第16号については、継続審査。 陳情第23号及び第24号については、いずれも大型鳥獣対策のための担い手の育成に資するライフル射撃場設置箇所については、他の候補地も含めて再検討を要するため、保留。 残りの陳情第20号については、PCR陽性者は、医師の届出によりほぼ感染者となるが、感染者ではないとの広報は、隔離拒否につながるおそれがあり、そのほかは対応済みのため、不採択とすべきものと決した次第であります。 また、本委員会として、看護職員確保対策の充実を求める意見書を発議することと決しました。 以上をもって、報告といたします。 ○議長(佐藤純君) 次に、総務文教委員長の報告を求めます。笠原義宗君。   〔笠原義宗君登壇〕 ◆笠原義宗君 総務文教委員会における付託案件等の審査並びに調査の経過と結果について、御報告申し上げます。 まず、知事政策局関係として 選ばれる新潟の実現に当たっては、本県企業や地域の魅力向上とともに効果的な情報発信が重要なので、産学官連携の上、新潟県公民協働プロジェクト検討プラットフォーム共同宣言に基づく取組を強力に進めるべきとの意見。 次に、教育委員会関係として 小中学校におけるICT教育については、学校間等での取組に格差が生じているので、課題を的確に把握の上、新潟県版GIGAスクール構想を踏まえた対応を市町村教育委員会に一層働きかけていくべきとの意見。 以上が、審査並びに調査の過程で述べられた主な意見の概要であります。 次に、議案採決に先立ち、各党の党議結果並びに無所属委員の検討結果の報告を求めたところ、各党・無所属委員とも全議案いずれも原案賛成というものであります。 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、請願・陳情の審査結果について申し上げます。 継続中の陳情令和元年第9号については、継続審査。 請願第5号については、中学校全学年の35人以下学級の完全実施は諸事情から難しく、他の項目は対応済みであるため、請願第6号については、高等学校では、一定規模の集団の中で資質や能力を育むことが求められており標準とされる学級が妥当であり、他の項目は対応済みであるため、請願第7号については、既に9月定例会において、願意を含む意見書が可決されているため、それぞれ不採択とすべきものと決した次第であります。 また、本委員会として、全拉致被害者即時一括帰国を求める意見書を発議することと決しました。 以上をもって、報告といたします。 ○議長(佐藤純君) これより採決いたします。 まず、一般会計補正予算、すなわち、第149号議案及び第168号議案を一括して採決いたします。 両案の委員長の報告はいずれも可決であります。両案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤純君) 御異議なしと認めます。よって、両案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、条例1件、すなわち、第157号議案を採決いたします。 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤純君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、特別会計補正予算、すなわち、第150号議案を採決いたします。 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤純君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、残りの条例9件、すなわち、第151号議案から第156号議案まで及び第158号議案から第160号議案までを一括して採決いたします。 9案の委員長の報告はいずれも可決であります。9案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤純君) 御異議なしと認めます。よって、9案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、事件議決7件、すなわち、第161号議案から第167号議案までを一括して採決いたします。 7案の委員長の報告はいずれも可決であります。7案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(佐藤純君) 御異議なしと認めます。よって、7案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、陳情令和元年第9号を採決いたします。 本陳情を委員長報告のとおり継続審査とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤純君) 起立多数。よって、本陳情は委員長報告のとおり決しました。 次に、陳情令和2年第15号を採決いたします。 本陳情を委員長報告のとおり継続審査とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤純君) 起立多数。よって、本陳情は委員長報告のとおり決しました。 次に、陳情令和3年第3号を採決いたします。 本陳情を委員長報告のとおり継続審査とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤純君) 起立多数。よって、本陳情は委員長報告のとおり決しました。 次に、陳情令和3年第16号を採決いたします。 本陳情を委員長報告のとおり継続審査とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤純君) 起立多数。よって、本陳情は委員長報告のとおり決しました。 次に、請願第5号から第7号までを一括して採決いたします。 これらの請願3件を委員長報告のとおり不採択とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤純君) 起立多数。よって、3件は委員長報告のとおり決しました。 次に、陳情第20号を採決いたします。 本陳情を委員長報告のとおり不採択とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤純君) 起立多数。よって、本陳情は委員長報告のとおり決しました。 次に、陳情第23号及び第24号を一括して採決いたします。 これらの陳情2件を委員長報告のとおり保留とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤純君) 起立多数。よって、2件は委員長報告のとおり決しました。 次に、陳情第21号及び第22号を一括して採決いたします。 これらの陳情2件を委員長報告のとおり不採択とするに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤純君) 御異議なしと認めます。よって、2件は委員長報告のとおり決しました。   ――――――――☆―――――――― △日程第5 第169号議案 ○議長(佐藤純君) 日程第5、第169号議案を議題といたします。 提出者の説明を求めます。花角知事。   〔知事花角英世君登壇〕 ◎知事(花角英世君) ただいま上程されました第169号議案は、人事に関する案件でありまして、収用委員会委員及び予備委員の任命についてお諮りしたものであります。 よろしく御審議の上、同意を賜りますようお願い申し上げます。 ◆中村康司君 ただいま議題となっております第169号議案は、人事案件でありますので、委員会の審査を省略し、直ちに採決することを望みます。 ○議長(佐藤純君) 中村康司君の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤純君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決しました。 これより第169号議案収用委員会委員及び予備委員の任命についてを採決いたします。 本案に同意するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤純君) 総員起立。よって、本案は同意いたしました。   ――――――――☆―――――――― △日程第6 第23号発議案及び第24号発議案 ○議長(佐藤純君) 日程第6、第23号発議案及び第24号発議案を一括して議題といたします。   〔発議案は付録に掲載〕 ◆中村康司君 ただいま議題となりました第23号発議案及び第24号発議案は、趣旨弁明及び委員会の審査を省略し、直ちに採決することを望みます。 ○議長(佐藤純君) 中村康司君の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤純君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決しました。 これより、第23号発議案、全拉致被害者即時一括帰国を求める意見書及び第24号発議案看護職員確保対策の充実を求める意見書を一括して採決いたします。 両案を可決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤純君) 御異議なしと認めます。よって、両案は可決いたしました。   ――――――――☆―――――――― △日程第7 第25号発議案 ○議長(佐藤純君) 日程第7、第25号発議案を議題といたします。   〔発議案は付録に掲載〕 ○議長(佐藤純君) 第25号発議案について、横尾幸秀君の趣旨弁明を許します。横尾幸秀君。   〔横尾幸秀君登壇〕(拍手) ◆横尾幸秀君 自由民主党横尾幸秀です。提出者を代表して、第25号発議案、すなわち感染症を踏まえた地域の医療提供体制の確保・充実を求める意見書趣旨弁明を行います。 このたびの新型コロナウイルス感染拡大一般医療に与えた影響は、従来の想定を超えたものでしたが、今後とも、ワクチン接種を含む感染症への対応を確実に行うとともに、地域の一般医療もまた、継続的に提供していかなければなりません。 新型コロナウイルス感染症だけでなく、今後、新たな新興感染症再興感染症による医療崩壊の危機が起こる可能性を考慮すると、感染症患者受入れのための病床確保等により医療機関の経営に影響が生じてはならないと考えます。 本県では、今般の新型コロナウイルス感染症への対応に当たっては、医療機関の連携により医療崩壊には至らなかったものの、従来の感染症病床のほか、一般病床を転用した上で患者を受け入れており、今後の感染状況によっては、一般医療提供体制に大きな影響を及ぼしかねません。 一方、中長期的には人口減少高齢化は着実に進み、医療ニーズの質・量が徐々に変化するとともに、労働力人口の減少により医療人材の確保が一層厳しくなると見込まれます。 このため、将来の医療ニーズを見据えつつ、感染拡大時における医療需要に対応できる質の高い効率的な医療提供体制の構築に取り組む必要があります。 そこで、地域の実情に応じた医療提供体制の確保・充実に向け、感染症対策に支障が生じないよう、感染症医療機能を適切に発揮できる病床や、それに見合う医療人材の確保を進めるとともに、都道府県が地域医療構想を推進するために必要な予算措置を講ずるなど、十分な財政的・技術的支援を行うよう強く要望する本意見書案を提案するものであります。 満場の皆様方の御賛同をお願い申し上げまして、私の趣旨弁明を終わります。 ◆中村康司君 ただいま議題となっております第25号発議案は、委員会の審査を省略し、直ちに採決することを望みます。 ○議長(佐藤純君) 中村康司君の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤純君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決しました。 これより、第25号発議案感染症を踏まえた地域の医療提供体制の確保・充実を求める意見書を採決いたします。 本案を可決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤純君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。   ――――――――☆―――――――― △日程第8 第26号発議案 ○議長(佐藤純君) 日程第8、第26号発議案を議題といたします。   〔発議案は付録に掲載〕 ○議長(佐藤純君) 第26号発議案について、樋口秀敏君の趣旨弁明を許します。樋口秀敏君。   〔樋口秀敏君登壇〕(拍手) ◆樋口秀敏君 未来にいがたの樋口秀敏です。提出者を代表し、第26号発議案新型コロナウイルス感染症の影響から国民のいのちを守る対策を求める意見書趣旨弁明を行います。 国内の新型コロナウイルスの新規感染者数は第5波のピーク時に比べて大きく減少したものの、昨日も東京、群馬、沖縄でそれぞれ1人のオミクロン株への感染確認が発表され、国内でのオミクロン株への感染者は82人となりました。イギリスでは1日当たりの感染者数が9万人を超えるなど過去最高を更新し、オミクロン株への感染者数も急拡大するなど、世界的にも感染が拡大しており、予断を許さない状況にあります。 政府は第6波に備え、新型コロナウイルス感染症の入院者を第5波のピーク時より3割増やせるよう病床を確保し、医療人材の派遣調整等を一元的に行う体制を構築したと公表しましたが、感染力が強いとされるオミクロン株の感染拡大が懸念される中、さらなる病床確保が必要となる可能性があります。過去には病床は確保したものの、医療従事者が確保されていないという実態もあったと聞いております。感染の急拡大に備えて医師や看護師などの医療従事者を十分に確保することが必要であります。 岸田政権は、オミクロン株への水際対策として日本に到着する全ての国際線の新規予約を停止しましたが、1日で改めざるを得ないなど、国民の間に混乱と政権不信を招きました。国内での感染拡大が相次ぐ中、国民の命を守るため、計画的かつ万全な水際対策が必要です。 新型コロナウイルス感染拡大により、雇用環境の悪化が続いています。2020年4月以降、女性の雇用者は男性の2倍以上に当たる74万人も減少しています。個人事業主をはじめとする小規模事業者に支援が行き届いていないとも聞きます。また、厚生労働省の調査によれば、前年との比較で、2020年に女性は935人、児童生徒は499人、自殺者が増えました。こうした感染症の影響を大きく受けている社会的弱者の救済が喫緊の課題です。支援制度においては、申請手続の簡略化や支給要件の緩和など柔軟な対応を行い、支援を必要とする人に必要十分な支援が行き届く施策の実施が求められております。また、小・中・高校における相談体制を強化するなど、子供の自殺対策の進化も必要であります。 国会並びに政府には、新型コロナウイルス感染症の影響から国民の命を守る対策を強化することを求め、本意見書を提出するものです。 満場の御理解を賜りますようお願い申し上げ、趣旨弁明といたします。(拍手) ◆中村康司君 ただいま議題となっております第26号発議案は、委員会の審査を省略し、直ちに採決することを望みます。 ○議長(佐藤純君) 中村康司君の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤純君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決しました。 これより、第26号発議案新型コロナウイルス感染症の影響から国民のいのちを守る対策を求める意見書を採決いたします。 本案を可決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤純君) 起立少数。よって、本案は否決いたしました。   ――――――――☆―――――――― △日程第9 第27号発議案 ○議長(佐藤純君) 日程第9、第27号発議案を議題といたします。   〔発議案は付録に掲載〕 ○議長(佐藤純君) 第27号発議案について、池田千賀子君の趣旨弁明を許します。池田千賀子君。   〔池田千賀子君登壇〕(拍手) ◆池田千賀子君 未来にいがたの池田千賀子です。提出者を代表いたしまして、第27号発議案、チルドレン・ファースト実現のための「こども庁」設置を求める意見書趣旨弁明をいたします。 菅前首相は、縦割り行政を打破し、子供に関する政策を一元的に担うとして、いわゆるこども庁設置の検討を始めました。 2021年6月に政府が発表いたしました経済財政運営と改革の基本方針2021、いわゆる骨太の方針において、年齢による切れ目や省庁間の縦割りを排し、妊娠前から、妊娠・出産・新生児期・乳幼児期・学童期・思春期を通じ、子供の権利を保障し、子供の視点に立って、各ライフステージに応じて切れ目ない対応を図る(中略)こうした機能を有する行政組織を創設するため、早急に検討に着手すると記載をしております。 岸田政権は、幼児教育や義務教育の権限は文部科学省に残す方向で法案提出を目指すとしており、一元的でないがゆえに現場で生じている、混乱や煩雑さを解消する内容にはなっていないと考えます。 また、報道によりますと、政府はこども庁からこども家庭庁に名称を改める方針と伝えられておりますけれども、家庭の中の子供という位置づけよりも、子供は権利を持つ主体であるということこそが重要であると考えます。 設置されますこども庁が子供に関する政策を一元的に担うことによって、子供の権利と最善の利益が最優先される子供中心の政策を進めることができると考えます。 チルドレン・ファーストを実現するため、まずは子ども・子育て予算を大幅に拡充した上で、子供に関する政策を一元的に担うこども庁を設置することを強く要望するため、本意見書を提案するものであります。 満場の皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、趣旨弁明といたします。(拍手) ◆中村康司君 ただいま議題となっております第27号発議案は、委員会の審査を省略することを望みます。 ○議長(佐藤純君) 中村康司君の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤純君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決しました。 ○議長(佐藤純君) 第27号発議案に対して討論の通告がありますので、これを許します。 遠藤玲子君の発言を許します。遠藤玲子君。   〔遠藤玲子君登壇〕 ◆遠藤玲子君 日本共産党の遠藤玲子です。第27号発議案に賛成の立場から討論を行います。 近年、我が国の実に7人に1人の子供が相対的貧困状態にあるとされ、子供時代の経済格差が教育格差を生み、将来の所得格差にもつながる、いわゆる貧困の連鎖が大きな社会問題となっております。 また、児童虐待の相談件数は年々増加し続け、昨年度はついに20万件を突破し、新型コロナウイルス感染症禍でDVや児童虐待の増加が危惧されています。 さらに、家族のケアを18歳未満の子供が担うヤングケアラーの増大も大きな問題となっております。 保育所に入れない子供が後を絶たない、いわゆる待機児童問題や、SNSも絡んで複雑化するいじめの問題、高い学費と有利子の学生ローンの悩み、子供を産み育てること自体が苛酷な社会の仕組み。 こうした子ども・子育てをめぐる困難の根本には、歴代の自由民主党政権の下で拡大してきた政治と社会のゆがみが存在しています。 大企業のもうけ最優先で格差と貧困を増大させ、長時間労働と非正規雇用が広がり、児童相談所の相談体制の強化は立ち後れ、少人数学級や教職員の増員にも背を向けてきました。 今こそ、子供の命や権利を守ることを政治の中心に位置づけることが必要になっています。 こうした下で、政府は、にわかにこども庁の創設を打ち出しました。子供の行政が、文部科学省、厚生労働省、内閣府などに分かれていることから、縦割り行政の打破がその狙いとされています。 しかし、今、岸田内閣の下で具体化されつつあるこども家庭庁の創設は、当初の目的からも逸脱しています。 昨日付の官庁速報は、次のように書いています。 子供に関する諸政策の司令塔となるこども庁の名称がこども家庭庁に変更された。自由民主党内の保守派に配慮したと見られる。2023年度の早い時期での創設を目指しており、設置時期も当初模索していた2022年度から先送りされることになった。 さらに、こども家庭庁は内閣府の外局として設置することとされ、官房幹部の談話として次のように書いています。名称に関しても、省内には子ども家庭局が既にある。同局がほとんどそのまま新組織に移ることを考えると違和感はない。 何と、今ある厚生労働省の子ども家庭局が内閣府にほとんどそのまま移るだけだから、違和感はないというのです。 これでは、子ども・子育て政策を強化する気があるのか、本気度が疑われます。 明治大学教授の田中秀明氏は、組織より重要なのは子育て支援そのものであると述べ、日本の家族対策支出がGDP比で1.6%にすぎず、OECD加盟国39か国中30位にとどまる現状こそ打開すべきだと指摘しています。 子ども・子育てをめぐる諸問題は年々深刻さを増しているだけに、対策にふさわしい体制の確保と予算の抜本的拡充なしに、問題の打開は図れません。 以上の立場から、政府の子ども・子育て支援体制と関連予算を大幅に拡充して、本格的に子供政策を強化するよう強く求めて、討論といたします。(拍手) ○議長(佐藤純君) これにて討論は終局いたしました。 これより、第27号発議案、チルドレン・ファースト実現のための「こども庁」設置を求める意見書を採決いたします。 本案を可決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤純君) 起立少数。よって、本案は否決いたしました。   ――――――――☆―――――――― △日程第10 第28号発議案 ○議長(佐藤純君) 日程第10、第28号発議案を議題といたします。   〔発議案は付録に掲載〕 ○議長(佐藤純君) 第28号発議案について、上杉知之君の趣旨弁明を許します。上杉知之君。   〔上杉知之君登壇〕(拍手) ◆上杉知之君 未来にいがたの上杉知之です。提出者を代表し、第28号発議案原油価格高騰への対処を求める意見書について趣旨弁明いたします。 新型コロナウイルス感染症の影響により、国民生活と経済活動が窮地に立たされている中、原油価格の高騰によるガソリンや灯油、重油、軽油などの燃料価格の大幅な値上がりが、さらなる打撃となっています。 地方では自動車は生活に欠かせない移動手段であり、ガソリン価格の高騰は家計への直接的な痛手となります。さらに冬季を迎え、暖房用灯油価格の高騰は、国民生活にさらなる影響を及ぼします。 また、国民生活を支えるバス、タクシー、トラックなどの交通運輸産業や、チューリップのハウス栽培をはじめとする農林水産業など、多くの業種で燃料代の高騰のほか石油関連製品の値上げによる仕入価格の高騰などにより収益が圧迫され、大きな打撃を受けています。国は石油元売業者に補助するなどの対策を打ち出してはいますが、小売価格の抑制につながるかは疑問が残ります。 よって、国会並びに政府に対し、原油価格高騰による影響を最小限に抑え、国民の生活と事業活動を守るため、生活困窮世帯等に対し、ガソリン・灯油の購入費等への助成を講ずること。寒冷地をはじめとした冬季の燃料需要の急増が見込まれる地域に対して、十分な支援を行うこと。事業者に対し、燃料費の高騰分について緊急に支援を行うこと。旧暫定税率分の価格を下げるいわゆるトリガー条項の凍結を解除し、発動することなど、緊急に対策を講ずるよう強く求める本意見書を提出するものであります。 以上、満場の皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、趣旨弁明といたします。(拍手) ◆中村康司君 ただいま議題となっております第28号発議案は、委員会の審査を省略し、直ちに採決することを望みます。 ○議長(佐藤純君) 中村康司君の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤純君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決しました。 これより、第28号発議案原油価格高騰への対処を求める意見書を採決いたします。 本案を可決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤純君) 起立少数。よって、本案は否決いたしました。   ――――――――☆―――――――― △常任委員会議会運営委員会及び特別委員会の閉会中継続調査 ○議長(佐藤純君) お諮りいたします。 総務文教委員会厚生環境委員会産業経済委員会及び建設公安委員会については、所管事項の調査のため、また、議会運営委員会については、2月定例会の会期日程の協議等のため、また、人口減少問題対策特別委員会、新総合交通・防災対策特別委員会及び県民所得アップ対策特別委員会については、その性格上、設置目的が終了するまで、それぞれ閉会中も継続調査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤純君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。   ――――――――☆―――――――― ○議長(佐藤純君) 提出案件全部議了いたしました。 これにて12月定例会は閉会いたします。 △午後1時42分閉会...